個人輸入時に注意する必要がある生薬について

このページは、平成16年4月厚生労働省医薬品・医療用具等安全性情報をもとに作成しています。

 

 中国や台湾などから個人輸入された伝統薬製剤、健康食品などに、腎毒性のある植物性原材料が誤用(混入)等されていることがあり、そのことが原因と疑われる健康被害が報告されています。問題となる植物は、日本で医薬品として承認されているものには含まれていませんが、海外で購入したり、ネットやカタログ等を見て個人輸入する場合には、製品に使用されている可能性があります。以下に紹介する植物性原材料が表示されている場合には、注意が必要です。

 植物の中には、人体に有害な成分をもっているものがあります。ウマノスズクサ科の植物に含まれる「アリストロキア酸」は腎障害(アリストロキア腎症)を引き起こすおそれがある成分です。

 「木通」「防已」「細辛」「木香」は、通常日本でも生薬として使われているもので、正規のものにはアリストロキア酸は含まれていません。しかし、これらと呼称が類似している下記の植物(■内)には、アリストロキア酸が含まれており、摂取することにより腎障害発症のおそれがあります。

 

  日本国内で流通しており、アリストロキア酸を含まない原材料
  アリストロキア酸を含み、と呼称が類似しているために誤って使用(購入)するなどされる疑いのある原材料
の原材料が表示されていても、を含むこともあります。

 

 

表示原材料 類似呼称の毒性原材料
木通(モクツウ) 関木通(・・・木通)
  准通
「・・・」関から門構えを除いた字
表示原材料 類似呼称の毒性原材料
防已(ボウイ) 广防己
  粉防己
日本では「防已」と記載されるが、中国では「防己」とされ、「已」と「己」で字が異なる。
表示原材料 類似呼称の毒性原材料
細辛(サイシン) サイシンの地上部
※根、根茎  
中国では、アリストロキア酸を含むおそれのある地上部を含めた全草が生薬として流通している。
表示原材料 類似呼称の毒性原材料
木香(モッコウ) 青木香
  赤木香
   

 

 より詳しい情報をご覧になりたいかたはこちら(厚生労働省のページ)

 

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