セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)を含有する食品と医薬品との相互作用について

 (更新日:平成15年3月11日)

セント・ジョーンズ・ワートを含有する食品が、医薬品の効果に影響を与えることが報告されています。

 消費者の方へ

セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ、ヒペリクムソウとも呼ばれる。)を含有する製品の摂取により、薬物代謝酵素が誘導され、一部の医薬品の効果を減弱させるという注意喚起がされています。抗HIV薬を処方されている方は、セント・ジョーンズ・ワートを含有する食品の摂取を控えましょう。医薬品を服用している方は、いわゆる健康食品を摂取しようとするときは、セント・ジョーンズ・ワートを含有する旨の有無を確かめて、医師又は薬剤師に相談してから摂取しましょう。なお、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所のホームページで、セント・ジョーンズ・ワートに関する研究報告や健康被害事例について公開していますので参考にしてください。

 

事業者の方へ

「セイヨウオトギリソウ含入食品に係る周知指導について」(平成12年5月10日付衛食第73号厚生省生活衛生局食品保健課長通知)において、セント・ジョーンズ・ワート(St. John’s wort、和名:セイヨウオトギリソウ )を含有する製品を摂取することにより、薬物代謝酵素が誘導され、医薬品の効果が減弱することが報告されているため、硫酸インジナビルエタノール付加物(抗HIV薬)等の医薬品について、当該食品の摂取を避ける旨の注意表示を行う指導がされました。セイヨウオトギリソウ含有食品は、いわゆる健康食品として製造、販売等がされているため、当該健康食品を摂取している医薬品使用者に健康被害が生じる可能性が考えられます。

セイヨウオトギリソウ含有食品には、

  1. 原料表示等により、セイヨウオトギリソウを含有していることを明示することが求められています。
  2. 説明文等により、医薬品を服用する人に対し、当該食品の摂取を控える旨等の表示を行うことが求められています。
    • 原料表示等の例
    • セイヨウオトギリソウ
    • セイヨウオトギリソウ濃縮物
    • セント・ジョーンズ・ウォート
    • セント・ジョーンズ・ウォート濃縮物
    • セント・ジョーンズ・ワート
    • セント・ジョーンズ・ワート濃縮物

 

  • 説明文等の例

    「本品の摂取によって医薬品の効果が減少するおそれがありますので、医薬品を服用する方は、本品の利用を控えるか、又は医師、薬剤師に相談の上、ご利用下さい。」

セント・ジョーンズ・ワート含有製品に関する研究情報や健康被害についての情報は、国立医薬品食品衛生研究所のホームページでも公開していますのでこちらもご覧ください。

 

 

 

 問合せ先:東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課食品医薬品情報担当
電話:03-3363-3472
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