疫学情報担当は、感染症に関する「情報収集」「情報発信」「技術支援」「調査研究」を4本の柱として業務を実施しています。
感染症法に基づく基幹地方感染症情報センターとして、都内医療機関から保健所を通して報告される調査対象疾患について、発生届に記載された内容の確認、集計等を行った後、中央感染症情報センター(国立感染症研究所感染症疫学センター)に報告しています。
東京都感染症情報センターホームページを管理運営し、インフルエンザをはじめとする感染症の情報を都民に随時提供しています。
感染症発生時に保健所等が行う積極的疫学調査に関して、実地疫学調査チーム(TEIT:Tokyo Epidemic Investigation Team)を派遣するなどの技術支援を行っています。
また、感染症に係る健康危機発生時に現場のリーダーとして対応に当たる人材の育成を図ることを目的に、年間を通じて実地疫学調査研修を実施しています。
都内の感染症に関する疫学情報を基にした研究や、各研究科との共同研究を実施する他、厚生労働科学研究班による調査研究等にも協力しています。