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パラジクロロベンゼン Q&A


Q1. パラジクロロベンゼンはどんな物質ですか?
A1. 白色の固体で特有の臭気を有し、常温で昇華(固体から直接気体になる現象)します。昇華した気体が衣類に吸着すると、特有の臭気が衣類に移り、この臭気を虫が嫌うことで防虫効果を発揮します。
衣類の防虫剤
(パラジクロロベンゼン製剤)
Q2. どのような目的で使用されているのですか?
A2. パラジクロロベンゼンは、衣類の防虫剤(右図)やトイレの芳香消臭剤(消臭ボール)として使われています。これらの製品中のパラジクロロベンゼン含有率はおおよそ95%以上です。
パラジクロロベンゼンの化学構造式
Q3. パラジクロロベンゼンによる健康影響はどのようなものですか?
A3. 高濃度の気体は、目、皮膚、気道への刺激を起こします。
 
Q4. 濃度の基準はありますか?
A4. 厚生労働省は室内空気中濃度の指針値を設けています。パラジクロロベンゼンの室内空気中濃度指針値は240μg/m3です。
(μg/ m3 とは、空気の体積1m3あたりの化学物質の量を重量で示したもの。1μgは、100万分の1gの重さ)
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Q5 使用に際しての注意点はありますか?
A5. 防虫剤を多量に使用した場合は、室内のパラジクロロベンゼン濃度が厚生労働省の指針値を超えてしまうことがあります。商品にある説明書や注意書き等をよく読み、適切に使用いただくとともに、残った製品はビニール袋に入れてしっかり密閉して保管するなどの工夫をすることが大切です。
 
<参考リンク先>
 室内空気中化学物質濃度の指針値
http://www.tokyo-eiken.go.jp/kenkyuka/kankyo/S5_1.html

東京都内の住宅における室内空気中パラジクロロベンゼン濃度実態調査結果
http://www.tokyo-eiken.go.jp/kenkyuka/kankyo/S4_1.html