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東京都健康安全研究センター 研究年報 第60号(2009) 和文要旨

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総説

1 総説 既存添加物の分析と問題点 —天然着色料— PDF
平田 恵子
我が国における既存添加物の法的規制や性質に関して,様々な問題点について概説した.食品や既存添加物の安全性確保のため,使用や品質実態を調査する必要がある.そこで,食品中の既存添加物及び既存添加物製剤中の主成分及び不純物の分析方法を開発し,分析を行った.食品中の天然着色料の分析では,かに風かまぼこからベニコウジ色素,ラック色素,アナトー色素等がTLCにより検出された.ラック色素製剤中の主成分はラッカイン酸A, B等がHPLC,LC/MSにより検出された.クロロフィル色素製剤中の不純物として光過敏症原因物質のフェオフォルバイドが検出され,ブドウ果皮色素からはキャピラリー電気泳動(CE)により添加物として二酸化イオウがそれぞれ検出された.クロロフィル色素製剤では5年後に製造された製品から検出されず,ブドウ果皮色素中の二酸化イオウは規格値以内であった.
既存,食品添加物,製剤,天然着色料,食品,分析,TLC,HPLC,LC/MS,CE
東京健安研セ年報, 60, 13-20, 2009
2 総説 違法ドラッグ生体影響試験の開発 PDF
佐藤 かな子,福森 信隆,野中 良一,不破 達,田中 豊人
違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)の乱用は,使用者の健康被害にとどまらず,傷害事件を誘発するなど,大きな社会問題となっている.東京都は平成17年(2005),国に先駆けて「東京都薬物の濫用防止に関する条例」を制定し,これまでに9種類のドラッグを知事指定薬物に指定した.東京都健康安全研究センターでは,ドラッグを知事指定薬物とするために必要な,ドラッグの危険性に関する情報の分析及び評価資料の一つとして,ドラッグの構造決定,純度試験,動物へ投与した際の行動および神経症状観察,中枢神経系への影響を調べ,その結果を科学的根拠に基づくドラッグの評価資料として提供している.本総説では,ドラッグの生体影響を調べるために開発したin vitroおよびin vivoスクリーニング法を紹介すると共に,これらの方法で調べたドラッグの作用について報告する.
違法ドラッグ,行動,神経症状,神経伝達物質,再取り込み阻害作用,遊離促進作用,G-タンパク結合作用,マイクロダイアリシス,自発行動,小動物行動測定装置
東京健安研セ年報, 60, 21-35, 2009

タイトル一覧

論文VII 精度管理に関する調査研究 和文要旨
論文I 感染症等に関する調査研究 和文要旨