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メラミン Q&A


Q1. メラミンとは何ですか?
A1. メラミン樹脂というプラスチックの原料として使われる化学物質です。
そもそも食品に入れるためのものではありません。
Q2. 牛乳のたんぱく質が少なかったのでメラミンを入れたと言われていますが、食品(牛乳等)にメラミンを入れると、たんぱく質を増やすことができるのですか?
A2. メラミンを入れてもたんぱく質は増えません。食品中のたんぱく質は、一般的に、食品中の窒素(N)の量を測定し、これに食品毎に決まった換算係数をかけて得られます。牛乳には約3.3 g/100 gのたんぱく質が含まれているといわれていますが、牛乳に含まれる主なたんぱく質であるカゼインの場合、窒素量は約15.5%で、牛乳の換算係数は6.38となります。

【例】牛乳に含まれるたんぱく質の計算方法:
牛乳に含まれるたんぱく質量(g/100 g)=窒素量(g/100 g)×6.38(換算係数)

メラミンには窒素がたくさん含まれているので、メラミンの入った牛乳の窒素を測定すると、測定される窒素量は、牛乳たんぱく質の窒素とメラミンの窒素の合計です。その結果、たんぱく質が多く含まれているように誤認されます。


<参考>
メラミンの化学構造式
メラミン
メラミンの化学構造式 メラミン