第18号 2007年12月

 平成19年11月30日、石原東京都知事による職員表彰の授与式が行われました。この表彰は、新しい研究や発明を行うなど、卓越した発想や努力によって都政に多大な貢献をした職員を讃えるものです。
 東京都健康安全研究センターでは、都民の健康と安全を守るために様々な取組をしています。ここでは、「精度管理室」が実施している精度管理事業について紹介します。 食品衛生法では、食品の安全確保を図るため、国や都道府県等に対し食品衛生検査施設の設置を義務付けています。そのため、東京都では当センターを設置し、監視部門が食品等の製造業者、販売業者、輸入業者等に監視指導を行い、監視時に収去(抜き取り)した食品等について、検査部門である各研究部が検査を実施しています。
  水銀による健康被害については、かつて、工場廃水に由来する有機水銀が魚介類に高濃度に蓄積したことが原因となって、いわゆる「水俣病」が発生し、大きな社会問題となりました。それを契機として、魚介類が高濃度の水銀に汚染されることがないように法規制や監視体制が強化されました。 一方、魚介類は、食物連鎖を通じて自然界に存在する水銀を蓄積することが知られています。その量は低濃度で、通常の食生活では、人の健康に影響を及ぼすものではありません。しかし、近年の研究では、妊婦が摂取する低濃度の水銀が胎児に影響を及ぼす懸念のあることが報告されています。


本ホームページに関わる著作権は東京都健康安全研究センターに帰属します。
Copyrightc 2003 Tokyo Metropolitan Institute of Public Health. All rights reserved.