第10号 2005年10月

今年もインフルエンザの流行する季節が近づいてきました。数年前にインフルエンザウイルスに対し有効な薬が登場し、早期に治療することで重症化を防ぐことが可能となりました。しかし、小さなお子さんや高齢の方がかかると肺炎や脳症などを併発し重篤になる場合もあります。流行期に備えてインフルエンザにかからないように注意しましょう。ワクチンの接種はもちろんのこと、普段から手洗いやうがいを励行し、十分に栄養と睡眠をとることが予防に有効です。
東京都は、「食の安全・安心確保」に向けた新たな仕組みの一つとして「東京都食品衛生自主管理認証制度」を平成15年8月に創設しました。
この制度は、食品関係施設が取り組んでいる自主的な衛生管理を積極的に評価するものです。衛生管理が一定の水準にあると認められる施設を、営業者の申請により認証し、これを広く都民に公表します。このことにより、食品営業施設全体の衛生管理水準を向上させ、より安全性の高い食品を消費者に提供することを目的としています。
ノロウイルスによる急性胃腸炎には、ノロウイルスに汚染された食品を食べたことで発症する食中毒タイプのものと、学校、幼稚園、病院、高齢者施設などの集団施設で食品を介さないで発生することの多い感染症タイプのものがあります。いずれも冬季を中心に発生し、この数年増え続けています。ここでは、これから迎える冬季に備えノロウイルス食中毒について解説します。


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