特集
カンピロバクター食中毒を防ぐには

農産物と農薬







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カンピロバクター食中毒を防ぐには

7.
カンピロバクター食中毒Q&A

Q1
どのような人がカンピロバクター食中毒にかかりやすいのですか?
A1
一般的に食中毒や感染症は、小さな子供や高齢者など体の抵抗力が比較的弱い年齢層や、病中・病後などで免疫機能が低下している状態の方がかかりやすいものです。
カンピロバクター食中毒の場合は、0歳から4歳の子供と15歳から25歳の青年の患者が多く報告されています(青年の感染事例が多いのは、抵抗力の有無よりも、海外旅行での食べ物やバーベキューなどの飲食の機会の多さが原因ではないかと考えられています)。

Q2
どのくらいの量を食べると食中毒になりますか。
A2
少しの菌で食中毒が起きることが、カンピロバクター食中毒の特徴の一つです。海外の報告によると、数百個程度の菌数で発症した例があります。食中毒菌の多くが、10万から100万個の菌を摂取しないと発症しないと言われていることと比較すると、これはかなり少ない菌量です。
このことから考えると、食品にカンピロバクターが付いている場合には、味見程度の量を食べただけでも発症する可能性があります。

Q3
卵は大丈夫ですか?
A3
これまで、卵を食べたことが原因と疑われるカンピロバクター食中毒の報告は無いので、問題はないと考えられます。
例えば卵の殻に菌が付いたとしても、殻の表面は乾燥しているために、乾燥に弱いカンピロバクターはすぐに死んでしまいます。

Q4
冷凍すればカンピロバクターは死にますか?
A4
冷凍した鶏肉からもカンピロバクターは検出されていることから、冷凍しても完全に死ぬことはないといえます。

Q5
カンピロバクターが付着していると、食品の味が変わりますか?
A5
カンピロバクターが付いていることは、腐敗と違って味やにおいに影響はなく、見た目の変化も特にありません。
これはカンピロバクターに限ったことではなく、多くの食中毒にいえることです。


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